読書感想文はですます である?原稿用紙から句読点がはみ出る・1枚何文字か
さて、先日ざっくり中学生・高校生以上の読書感想文の書き方についてまとめました。
で、まぁあれは賞を狙わないならこれくらいで…ってものですが、まっとうな書き方はしてます。
可愛げのある書き方ではありません。
これを読んで私はこうしようと思った!というような抱負を書かなくていい仕様にしてありますので…。
今回は、もう少しその実際に書くときの注意点・原稿用紙の使い方こまごまとしたポイント類をお伝えしようかなと思います。
読書感想文はですますかであるか
どちらがいいか?と言ったらどちらでも大丈夫。
ただ、揃えましょう。
ですますと一回でも書いたらですます調(敬体)。
であると書いたらである調(常体)。
一般的に、アカデミックとされるのは「だ・である」調の方なので、高校生あたりからはであるの方がいいかなとは思います。
大学では特に指定がなければ、レポートとして提出を求められているものなら「だ・である」の方が無難ですかね。
本当に感想文程度であれば、ですますで字数稼ぎも一計かもしれませんがw
技法としては、常体と敬体を交ぜて書く方法もありますが、先生が交ぜ書きのテクニックととってくれるかは謎ですよね。
単に「こいつ知らないんだな、教えてやらないと」と思われるといやなので、個人的には統一して書きます。
原稿用紙で句読点がはみ出る場合
はみ出る場合は、句読点のみ次の行には上げず、下の余白に書いてしまえば大丈夫です。
それ以外に、原稿用紙の基本的な使い方を以下であげますね。
書き出しのマス開け
書き出しは段落の始まりなので、必ず1マス下げてかきます。
カギカッコの扱い
基本は「会話の文章」・語句を引用するときに使います。
会話文では、閉じカッコのあとに改行します。
『』は、
「 『 』 」
のようにカギカッコ内にさらにカッコを入れるときのみ使うのが正式です。
なお、『書名』のように本の題名を書くときのみ『』を使います。
「」『』ともに、1文字としてカウントします。
改行
原稿用紙では、段落ごとに改行するのが基本です。
句点(。)ごとに改行はしません。
小さい「ょ」「っ」・「-」など
一文字カウントです。
行の頭にもっていって問題ないので、余白に書くことはありません。
「゛」「゜」など
「ば」・「ぱ」などで1文字とカウントします。
濁点などのみで1カウントにはしません。
数字は漢数字にするのか
基本的には漢数字。
1人とは書かずに、一人と書きます。
アルファベットの場合はどうするのか
カタカナにした方が速い。
が、どうしてもということなら、左側面をアルファベットの下面にして、半角扱いで書きます。
例えば、NPOと書きたければ2マス使用、Oの下側は半角分あけるという扱いにします。
数字も、漢数字でない場合はアルファベットに準じます。
題名・学年・氏名など
題名は上から数文字あけて
『○○』を読んで
と書きます。
長くなってしまった場合は、数文字あけるところを減らします。
2行になってもいいけど、3行は長すぎるのでどうにかしましょう。
学年氏名など不要・余白に書くことなどの指示があれば別ですが、指示がなければ、下から1マスあけたところから
○年○組(1マスあける)名字(1マスあける)名前(1マスあける)
がメジャーな書き方。
ちなみに題名ですが、「○○(本の名前)を読んで」とつければOK。
ひねりたいならひねってもいいです。
目を惹くような題名にするといいなどの指導もあるでしょうが、まぁどうしてもといわれなかったらひねらなくていいかな…?と手抜きをしたい管理人は思います。
原稿用紙は一枚何文字か?
1枚400文字です。
小学生の場合はもっと少ない場合もありますが。
なので、パソコンで下書きをする際は参考にどうぞ。
もし、パソコンの打ち込みが不自由なく行えるくらいの人であれば、パソコンで下書きして、あとで手書きした方が楽かもしれませんよ。
またはスマホで作成するのもありといえばあり?
管理人は中学くらいからはいつもパソコンで作ってました。
途中にこの文章を入れたい!とかこの語句の位置を変えたい!とか思ったときにパソコンの方が簡単にできますからね。
ただ、作業の痕跡をしっかりは残せないので、いい表現があのときは出てたのに消しちゃった!ってこともありえますので、気が向いたとき途中で名前を付けて保存をして、旧版を呼び出せるようにしておくと後悔が少ないと思います。
手を動かさないと書いた気がしないって方もみえますので、こればかりは習慣の差だなぁとしみじみ思っております。蛇足でしたね。
まとめ
さっくり形式上で迷う話についてはこれくらいで大丈夫かなと思います。
ご参考になれば。