いろいろ日記

日々気になった豆知識・雑学・変な話を書きとめていくブログです。

蚊を潰した血で感染する?媒介する病気・温暖化で感染症になる可能性があがる?

   

蚊は様々な病気を媒介することで有名です。
蚊を殺したときに、血が出ますよね。
その蚊を潰した血で病気などに感染したり、蚊から血液感染したりするのでしょうか?
また、蚊が媒介する病気でマラリアなどは有名ですが、肝炎ウィルスやHIVも媒介する危険性は?
最近温暖化で蚊の北限が上がってきているなどの話もありますが、感染症の危険は増しているんでしょうか?
今回は以上3点についてお伝えします。

スポンサードリンク

蚊を潰した血で感染する?

基本的には感染しないとされています。
というのも、叩いてつぶした場合は血がちょっとしかでないからですね。
つぶした時に誰かの血が自分の手につくこともありますが、そこから何か病気に感染することはほぼないです。

その手の血液経由で感染する病気は、自分の粘膜・体内にウィルスが含まれた血が触れる・入り込むと病気になります。
健全な皮膚は隙間なく細胞が並んでいるので、それほど心配しなくても大丈夫です。
また、そもそも蚊から出る血液はごく微量なので、傷口の真上でたたいて他人の血が血管内にかなり入り込んだなどレアケースでもなければほぼ大丈夫なようです。

蚊が媒介する病気?

では、蚊が媒介する病気にHIV(エイズ)や肝炎ウィルスは含まれるんでしょうか?
研究機関の発表などを見ると、エイズや肝炎ウイルスは蚊が媒介しないとあります。

蚊の病気で有名なマラリアやジカ熱は、蚊の唾液に病原体が含まれていて、唾液が体内に入ることで病気になります。
蚊は病原体を含んだ唾液を人に注入することはあっても、吸った血を吐き出すことは基本的にしないです。
そのため、
・血液感染をするような感染症(肝炎ウイルス・HIVなど)は媒介しない
・蚊の唾液経由で感染する病気は媒介する
ということのようです。

蚊がどのように血を吸っているかというと、
・刺すときに「チクッ」としないように麻酔成分を吹き付ける
・口吻という口が長く進化したものを人間や他の動物の皮膚に突き刺す
・血液が固まりにくくなる唾液を注入してから唾液と一緒に血を吸う
というように吸っています。

この唾液がアレルギー反応のもと(アレルゲン)になってかゆくしたり、病気を運んだりしているんですね…。

では、どんな病気を蚊は媒介するのでしょうか?
蚊は日本に100種類ほどいるといわれます。
蚊が媒介する病気は、マラリア、日本脳炎、ウエストナイル熱(西ナイル熱)、デング熱など。
基本的には熱帯・亜熱帯などあついところで流行ります。
しかし、温暖化によって、徐々に日本にも感染症の脅威が広がってきているといわれています。

蚊や温暖化によって感染症が広がる?

また、大勢の日本人が海外に渡航をし、温暖化もしている結果、外から持ち込まれる馴染みのない病気が根付いてしまう可能性が否定できなくなってきました。
(蚊が飛行機や船に乗ってくるなどもありえる。昔は乗ってきても冬の寒さなどで死滅していたが、今は生き延びてしまう)

具体的に、蚊が媒介する病気について以下にあげてみます。
・日本脳炎

【感染ルート】豚→蚊→人間
日本脳炎を媒介する蚊は、「コガタアカイエカ」。

【症状】
・発熱・頭痛・吐き気・嘔吐・意識障害・けいれん等

スポンサードリンク

【発生地域】
・日本・韓国・中国・東南アジア・西アジアなどアジア圏

【発症率など】免疫のない人が感染した場合、100人に1人~1000人に1人の割合で発症。
生存した人の3割~5割に、精神障害・運動障害などの後遺症が残るといわれています。
重症例になると、半数が死亡するというデータもあり、重篤な脳炎を引き起こします。
現在予防接種はありますが、副作用が出る可能性があるということで、接種は中断している模様です。

・ウエストナイル熱(西ナイル熱)

【感染ルート〕鳥→蚊→人間
このウイルスを媒介する蚊は「イエカ」「ヤブカ」「ハマダラカ」等

【症状】
発熱・頭痛・筋肉痛・食欲不振など

【発生地域】
アフリカ・ヨーロッパ・中東・中央アジア・西アジア・北米

【発症率など】
もとは第二次世界大戦中くらいにアフリカ(ナイル川の西側あたり)で発見されたウイルスです。
日本ではまだ患者が出ていないようですが、アフリカからヨーロッパ・中東・西アジアなどとだんだん範囲を広げ、ついにアメリカにまで70年くらいの間に上陸しています。
アメリカなどから持ち込まれる可能性は否定できないですね…。
これはワクチンがないようです。

・マラリア

【感染ルート】人間→蚊→人間
マラリア原虫を媒介する蚊は「ハマダラカ」

【症状】
・発熱・頭痛・嘔吐・筋肉痛等

【発生地域】
熱帯・亜熱帯地域に広く分布。
東南アジア・アフリカ・中南米などで流行しています。
アフリカだと都市部でも感染の可能性があるため要注意です。
東南アジアでは、森林、山岳地帯に多く流行しているのみで、一般に都市周辺部やリゾ-ト地では危険性は少ないとされています。
渡航の際は、外務省などで危険情報をチェックしてから行った方がいいですね。(テロ・病気などが書いてある)

【発症率など】
日本ではまだ「ハマダラカ」はいない(昔はいたけど撲滅された?)ようです。
が、徐々に温暖化に従って蚊の北限が北に来ているという話があるため、油断できません。
流行地域に行く場合は、事前にマラリア治療薬を予防的に摂取していく方法もあります。

・デング熱

【感染ルート】人間→蚊→人間
このウイルスを媒介する蚊は「ネッタイシマカ」「ヒトスジシマカ」など

【症状】
・発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛・発疹等

【発生地域】
日本・東南アジア・インド・中米・南太平洋等

【発症率など】
かつては東南アジアの風土病でした。
が、地球温暖化・経済活動が広がるのに伴い、媒介する『蚊』の生息域が拡大しており、流行する地域が徐々に広がっている状態です。
マラリアと違ってこちらはすでに日本に上陸しています。
水たまりによく産卵するようなので、水たまりをなくしたり、あったら近づかいようにしたり心がける必要がありますね。

まとめ

蚊が媒介する病気などについてまとめました。
蚊を潰しただけでは血液感染のおそれはかなり低いです。
が、蚊が媒介する血液経由でない病気はたくさんあります。
熱が出るものがほとんどなのでただの風邪?と思いがちですが、長引くようなら病院に行って診断してもらった方がいいかもしれませんね。

スポンサードリンク

 - , 生活