いろいろ日記

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七夕の由来・しきたりは?何故7月7日?星座・ベガとアルタイルって?

      2016/04/06

七夕についてそういえばあまり知りませんよね。

何故はじまったのか?
何故願い事を短冊に書くのか?
何故7月7日なのか?
織姫と彦星はベガとアルタイルって学校で習うけどいまいちわからない…。

そんなあなたに、なるべく簡単にお伝えします。
小・中学生くらいの子なら、夏休みの宿題のネタになるか、
楽しめるくらいの内容かな?と思います。

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七夕の由来・しきたりは?

七夕がどうして始まったのか?という話です。

元は
・日本の神事であった棚機(たなばた)
・おりひめとひこぼしの伝説
・奈良時代に伝わった中国の乞巧奠
の三つが合わさったもののようです。

日本の神事については、乙女が豊作を祈り、神様のために布を織った行事のことです。
旧暦7月7日というとお盆のころで、丁度収穫の前の時期。
詳しく文献などあるわけではないので、曖昧ですが、豊作のためされていたとされることが多いようです。

織姫と彦星の伝説は、もとは中国の春秋時代に端を発しているようですが、
簡単に言えば、
・天帝の娘であるおりひめは年頃になった。そこで、おりひめとひこぼしを引き合わせたら恋に落ちた
・恋にうつつを抜かして、自分の仕事(牛飼いと機織り)をサボった
・怒られ、天の川を隔てたところに住むよう命じられたが、嘆いてばかり
・哀れに思った天帝が、7月7日のみは会えるようにした
・雨が降ると天の川が増水して渡れないので、カササギが橋を渡すようにした
という話です。

天帝というのは、中国の神話で現れる、すべてを支配している神です。
まぁ、でも、……よくゲームにボスキャラなんかでいますよね…。

乞巧奠については、元は中国の行事だったようです。
中国では、7月7日を乞巧奠と呼び、おりひめ星(織女星)にあやかって
裁縫・機織りの上達を願った儀式です。

平安時代の文献・平安ファンタジーなど読むと良く出てきますね。

もとは裁縫ですが、次第に芸事・書道の上達も願うようになり、願い事を短冊に書くようになったようです。

なぜ7月7日が七夕なのか?

実は七夕は五節句の一つで、
日本では、
1月7日 人日(じんじつ) 七草の節句
3月3日 上巳(じょうし) 桃の節句(ひな祭り)
5月5日 端午(たんご)  菖蒲の節句
7月7日 七夕(しちせき) 七夕(たなばた)
9月9日 重陽(ちょうよう)菊の節句

というように、五節句が江戸時代から大切にされています。
平安時代は違う節句が(節会と呼ばれていますが)重要視されていたこともあります。

これは陰陽五行説から来ており、木火土金水がもとです。
(ゲームなんかで、木属性と火属性を一緒に出すとどうとか、火属性は水属性に弱いとかある元はこれだったり…。
西洋の四元素を元にしてるものもあるので、すべてそうとは言いませんが)

そしてこの五行説においては、五色(ごしきと読みます)が決まっており、
その五色が短冊の色・吹き流しの色に使われています。

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木=人日、青、春、 東
火=上巳、赤、夏、 南
土=端午、黄、土用、中
金=七夕、白、秋、 西
水=重陽、黒、冬、 北

を象徴します。
ちなみに土用というのは土用の丑なんかで聞くことが多いですが、季節の変わり目のことですね。

また、上のように、七夕が俳句で秋の季語になるのは、
七夕は秋の節句であるからですね。

日付関係の話はここまで。

七夕の星座・ベガとアルタイルについて

天文の話をすれば、
おりひめ星が東洋だと織女星と呼ばれたものの、西洋だとこと座を構成するベガ、
ひこ星は東洋だと牽牛星と呼ばれたものの、西洋だとわし座を構成するアルタイル
と呼ばれていたわけです。

ベガとアルタイルは夏の大三角形を構成する、全天で最も明るい星のひとつです。
その星の間に、街中だとほぼ見えませんが、天の川があります。

天の川は、私たち地球が属している銀河のほかの恒星(太陽のように光る星)が
集合体としてぼんやり見えているものです。

夏の時期に太くなり、冬の時期に細くなりますが、
それは銀河の中心部の方が星がたくさんあり、その分天の川が濃く厚く見えるから、
逆に銀河の端っこの方は星が少なく、天の川は細くなります。

日本版の神話であるおりひめ伝説は上で書きましたので、
西洋版をざっくりだけ書きますね。

こと座のベガは、竪琴弾きのオルフェイスが持っていたことを模しています。

オルフェイスはかわいい奥さんのエウリディケがいたのですが、
新婚なのに、毒蛇にかまれて奥さんが死んでしまいます。
なので、地獄・死の神ハデスに「奥さんを返してください」と言いに行きます。
ハデスに会いに行く間に、地獄の門番がいっぱいいるわけですが、
彼らにこの「こと」を聞かせて、感動した門番はオルフェイスを通します。

もろもろ説得され、ハデスは
「まぁそんなに言うなら返してやる。後ろをエウリディケについて行かせる。絶対振り返るな」と言われ、
オルフェイスは「わかりました!」と答えます。
ただ、地上の光が見えた瞬間、気が緩んだオルフェイスは振り返ってしまい、
可愛そうな奥さんはハデスのもとに連れ戻され、二度とオルフェイスと会うことはありませんでした。

そしてオルフェイスは悲嘆に暮れ、二度とことをひくことはありませんでした。

という話です。

まぁこれくらい話せたら、学校の夏休みの宿題も楽しくできるのではないでしょうか。

まとめ

ざっくり七夕関係のあれこれを書きました。
星座ひとつとっても、西洋東洋でだいぶ話が違いますが、
似たような「死んだ人を迎えに行った、振り返っちゃダメ」系の話はあるなど興味深いですね。
(興味ある方は、イザナミ・イザナギ などで検索されると出てくると思います)

七夕飾りの作り方だとか、飾り方だとかはまた別ページで書こうと思っています。

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